空室対策

空室対策

家賃の値下げを止める!マンションにインターネットを導入する効果や方法

2017.01.09

家賃の値下げを止める!マンションにインターネットを導入する効果や方法

マンションを所有しているオーナーにとって、大きな悩みの1つが空室対策ではないでしょうか。

所有しているマンションに空室があるが、なかなか入居希望者が現れないため、家賃の値下げを検討しているというオーナーも少なくないでしょう。空室期間が続くとその間は収益がなくなり、維持管理コストばかりがかさんでしまいます。

そんなマンションのオーナーにおすすめしたい空室対策や家賃の値下げを止めるための方法として、今回はマンションへのインターネット導入についてご紹介します。

マンションのインターネットについて

マンションにインターネットを導入する場合、大きく分けて2つの方法があります。

1つは、「インターネット対応型」、もう1つは、「インターネット無料型」です。

インターネット対応型マンション

「インターネット対応型マンション」とは、マンション全体にインターネット会社の回線を引き込む工事は済んでいるが、個別の部屋に回線を引き込む工事はまだ行っていないマンションを指します。

このタイプのマンションの場合、入居者が入居後に自分でインターネット会社やプロバイダと契約を結び、工事を行う必要があります。そのため入居してすぐにインターネットを利用することはできません。また、インターネットの使用料は入居者が負担することになります。

インターネット無料型マンション

「インターネット無料型マンション」とは、マンション全体にインターネットを使用するための工事が、あらかじめすべて行われているマンションのことです。

個別の部屋に回線がすでに引き込まれている状態であり、入居後すぐにインターネットを使用することができます。また、インターネット料金はオーナー負担となるため、入居者は負担する必要がありません。といっても、こちらの場合は、インターネット使用料を家賃に含めておくことが一般的ですので、実際には、入居者が負担していることになります。入居者にとっては、「インターネット料金」として費用を払う必要がないので、お得に感じるというわけです。

インターネットの導入で、他の物件と差別化を図りたい、空室をなくしたいというときには、インターネット対応型よりもこちらの無料型を導入するほうが効果的と言えるでしょう。

無料型を導入する際のメリット・デメリット

ここでは、空室対策や家賃の維持に効果的とされる無料型インターネットを導入した際のメリットやデメリットについて紹介します。

メリット

マンションに無料型インターネットを導入する一番のメリットは、全室無料でインターネットを使うことができる物件として入居者募集の告知が出せるため、入居者の注目を集めやすいという点にあります。

また、インターネットを導入することで物件の資産価値を高めることができること、インターネットの利用に重きを置いている入居者の長期入居が見込めるため収益が安定しやすいことなどもメリットとしてあげられます。

デメリット

マンションに無料型インターネットを導入した際のデメリットとしては、もし入居者が決まらなかった場合、空室の分のインターネット使用料を負担しなければならないことや初期費用として50万~100万円程度のコストが発生するという点です。

マンションにインターネットを導入するには

マンションにインターネットを導入するには、インターネット回線を提供している業者に依頼して工事してもらうというのが、一般的な方法です。マンション用のプランを用意している業者は数多くあるため、よく吟味して自分のマンションに適したプランを選択するようにしましょう。最近では、固定回線だけでなく、無線でインターネットが使える「Wi-Fi」を導入するタイプのプランも用意されています。

おわりに

空室対策に有効で、家賃の値下げも防ぐことが期待できるインターネットの導入ですが、毎月の経費が思った以上に掛かる、募集している入居者層がインターネットをあまり利用していない層だった、などの理由で失敗してしまうこともあります。実際に導入する前に、インターネット会社との契約内容や本当に自分のマンションに必要な設備なのかどうかをしっかりと見極める必要があるでしょう。

2017.01.09

家賃の値下げを止める!マンションにインターネットを導入する効果や方法
家賃の値下げを止める!マンションにインターネットを導入する効果や方法

マンションを所有しているオーナーにとって、大きな悩みの1つが空室対策ではないでしょうか。

所有しているマンションに空室があるが、なかなか入居希望者が現れないため、家賃の値下げを検討しているというオーナーも少なくないでしょう。空室期間が続くとその間は収益がなくなり、維持管理コストばかりがかさんでしまいます。

そんなマンションのオーナーにおすすめしたい空室対策や家賃の値下げを止めるための方法として、今回はマンションへのインターネット導入についてご紹介します。

マンションのインターネットについて

マンションにインターネットを導入する場合、大きく分けて2つの方法があります。

1つは、「インターネット対応型」、もう1つは、「インターネット無料型」です。

インターネット対応型マンション

「インターネット対応型マンション」とは、マンション全体にインターネット会社の回線を引き込む工事は済んでいるが、個別の部屋に回線を引き込む工事はまだ行っていないマンションを指します。

このタイプのマンションの場合、入居者が入居後に自分でインターネット会社やプロバイダと契約を結び、工事を行う必要があります。そのため入居してすぐにインターネットを利用することはできません。また、インターネットの使用料は入居者が負担することになります。

インターネット無料型マンション

「インターネット無料型マンション」とは、マンション全体にインターネットを使用するための工事が、あらかじめすべて行われているマンションのことです。

個別の部屋に回線がすでに引き込まれている状態であり、入居後すぐにインターネットを使用することができます。また、インターネット料金はオーナー負担となるため、入居者は負担する必要がありません。といっても、こちらの場合は、インターネット使用料を家賃に含めておくことが一般的ですので、実際には、入居者が負担していることになります。入居者にとっては、「インターネット料金」として費用を払う必要がないので、お得に感じるというわけです。

インターネットの導入で、他の物件と差別化を図りたい、空室をなくしたいというときには、インターネット対応型よりもこちらの無料型を導入するほうが効果的と言えるでしょう。

無料型を導入する際のメリット・デメリット

ここでは、空室対策や家賃の維持に効果的とされる無料型インターネットを導入した際のメリットやデメリットについて紹介します。

メリット

マンションに無料型インターネットを導入する一番のメリットは、全室無料でインターネットを使うことができる物件として入居者募集の告知が出せるため、入居者の注目を集めやすいという点にあります。

また、インターネットを導入することで物件の資産価値を高めることができること、インターネットの利用に重きを置いている入居者の長期入居が見込めるため収益が安定しやすいことなどもメリットとしてあげられます。

デメリット

マンションに無料型インターネットを導入した際のデメリットとしては、もし入居者が決まらなかった場合、空室の分のインターネット使用料を負担しなければならないことや初期費用として50万~100万円程度のコストが発生するという点です。

マンションにインターネットを導入するには

マンションにインターネットを導入するには、インターネット回線を提供している業者に依頼して工事してもらうというのが、一般的な方法です。マンション用のプランを用意している業者は数多くあるため、よく吟味して自分のマンションに適したプランを選択するようにしましょう。最近では、固定回線だけでなく、無線でインターネットが使える「Wi-Fi」を導入するタイプのプランも用意されています。

おわりに

空室対策に有効で、家賃の値下げも防ぐことが期待できるインターネットの導入ですが、毎月の経費が思った以上に掛かる、募集している入居者層がインターネットをあまり利用していない層だった、などの理由で失敗してしまうこともあります。実際に導入する前に、インターネット会社との契約内容や本当に自分のマンションに必要な設備なのかどうかをしっかりと見極める必要があるでしょう。