2016.12.30
マンション投資は長期にわたる投資のため、物件選びの際には土地の将来性も考慮しなければなりません。東京・大阪などの大都市はこれからも成長傾向にあると考えられていますが、都心部はマンションに投資をする人も多いため価格も値上がり傾向にあり、地方への不動産投資に目を向ける方も増えてきています。
そこで、新たな投資先として現在注目を集めているのが福岡県です。
福岡県は若者を引き付ける魅力にあふれており、若者の人口が全国的に見ても増加傾向にあります。近年福岡では、マンションの新築ラッシュが続いており、不動産投資の視点からも注目を集めているのです。
福岡市の魅力
そして、若い人が多いことも魅力のひとつです。福岡県はIT事業の誘致・育成・振興に力を入れています。そのため20代や30代など若い世代の人口の流入が増加傾向にあります。
また主婦にとっては食糧物価が20大都市中で最も安いというのも、非常に大きな魅力ではないでしょうか。
さらに、福岡市は都市規模が大きいにもかかわらず、大都市圏に比べて家賃が比較的安い傾向にあります。また、都市部から車で30分程度のところに海や山があり、休日のお出かけ先にも困りません。そのため子育て世代にとっても、環境のよい地域と言えるのです。
人口が増え続けている福岡
また、東京圏に対して、「転入人数-転出人数」が2010年にはマイナスからプラスに転じており、東京からの転勤族が増えてきていることを示しています。転勤族の方たちは不動産を所有するよりも賃借住宅を選ぶ傾向にあり、若者が多ければその傾向はさらに高くなります。そのため福岡では、ファミリー層を含めた多くの層に賃貸物件需要が存在するのです。
福岡のおすすめ投資地域
福岡県で最もマンション投資に向いている地域はやはり福岡市です。
博多駅を中心として、そこから自転車通勤ができる博多駅西側の博多区や中央区のマンションなどが人気を集めています。次に地下鉄沿線である、西区や早良区も注目されています。統計結果においても、博多区、西区の人口増加率は年々増加傾向にあります。
博多駅東側は、近隣に福岡空港があるので住環境としては騒音がネックになるかもしれません。特に滑走路の延長線上に当たる地区は投資対象として判断が難しい地域です。しかし空港が近いため遠方への出張が多い方のニーズがあるエリアでしょう。
また、福岡県の中で福岡市に次ぐ規模の北九州市ですが、こちらは平成に入ってから人口の微減状態が続いているため、投資対象としては様子を見たほうが良いかもしれません。
おわりに
福岡は人口の増加傾向にあるため、マンションの需要も増加傾向が続き、投資対象として注目を集めている地域です。福岡市の特性であるコンパクトな都市を生かすならば、やはり都心マンションが魅力的です。しかし、郊外型マンションも、十分投資物件として候補に挙げることができます。
以上のように、福岡県はマンション投資の対象として魅力のある土地だといえます。しかし地理感のない場所への不動産投資は不安と困難を伴います。まずは、信頼できる福岡県の地元の不動産パートナーを探すことから始めてみてください。