不動産情報コラム

不動産情報コラム

良い立地とはどんな場所?マンションの資産価値を左右する立地の選び方

2017.08.10

良い立地とはどんな場所?マンションの資産価値を左右する立地の選び方をご紹介します。

投資用のマンションを購入する場合、重要な要素の1つが立地です。

買い物に便利であったり駅に近かったりすれば、物件の魅力は上昇し入居希望者も集まりやすく、空室のリスクは低くなります。また、立地が良いマンションは家賃も下がりにくく、資産価値も高くなるため、融資を受ける際にも有利に働きます。

今回は、良い立地とはどのような場所か、マンションの資産価値とどのように関係しているか、そして良い立地の選び方などについてご紹介します。

良い立地のマンションとは

入居希望者にとって、物件の立地は最も重要と言える要素です。立地が良いということは、「便利である」・「快適である」といい換えることができます。具体的にはどのようなポイントが一般的に便利で快適な環境と考えられているのでしょうか。

交通の便が良い

まずは、交通に関する利便性です。特に、都心に住むのであれば通勤などの移動に電車を利用することになるため、駅の近さは重要になります。また、乗り換えがしやすい大きなターミナル駅であれば、さらに物件の魅力は上がるでしょう。

駅まで遠かったり、都心まで何度も乗り換えが必要だったりと不便な立地であれば、通勤や移動にも無駄な時間が掛かるため、時間価値という観点で物件の価値が下がってしまいます。

周辺の施設が充実している

次に、マンション周辺の施設が充実しているかどうかも重要です。病院や銀行が近いか、買い物ができるショッピングセンターがあるかなど、日常的に利用する施設・機関が身近にあるほど便利で快適な生活を送ることができます。

また、周りに緑化されている公園があったり、マンションの敷地内に緑地があったりすると、さらに物件の価値は上がるでしょう。

安全である

居住者にとって、安心して生活を送ることができるかどうかは物件選びの大きなポイントです。具体的には、治安が良く犯罪が少ない地域であるか、地盤のゆるみなどがなく災害が起こったときでも大きな被害が予想されないかどうかなども人気が高い立地の条件と言えます。

立地の良さとマンションの資産価値の関係

それでは、具体的にどのような立地だと資産価値が高まるのでしょうか。

例えば、交通の利便性の面では、その物件が駅から徒歩5分~10分以内が、資産価値を高める条件です。一般的に都心では、駅から1分遠ざかるごとに坪単価が4万円ほど値下がりすると言われています。中でも徒歩9分と徒歩10分の差は大きく、場合によっては坪単価が10万円以上異なることもあります。

周辺施設の面では、特にファミリー向けの物件の場合、病院や学校が徒歩10分圏内にあることが資産価値を維持するのに効果的な条件と言われています。

また、物件だけではなく街そのものが開発・整備され、経済的に潤っている土地であれば、それだけでも資産価値を維持できるでしょう。今後、都市開発が進んでいくと予想される街の場合も、将来的に資産価値が上がっていくことが見込まれます。

良い立地の選び方

早く多くの情報を求めるならば、インターネットで人気エリアの調査結果を参考にしたり、今後の開発予定の情報を逐一仕入れたりして、どのエリアが良さそうかを絞っていくことをおすすめします。

ただし、インターネットで探すだけではなく、実際に現地に出向いて判断することも大切です。不動産投資を成功させるためにも、購入前の下調べは念入りに行いましょう。

おわりに

マンションへの投資を成功させるには、資産価値の落ちない物件を運用していくことが大切です。そして、「マンションの資産価値は立地が9割を決める」と言われるほど、良い立地はマンション選びをする際に重要な要素になります。

立地の良い物件は投資額も大きくなりますが、その反面で融資を受けやすくなる場合も多々あります。資産価値の高いマンションを購入できるように、交通の利便性や周辺施設、治安などに関しては十分調査を行いましょう。

2017.08.10

良い立地とはどんな場所?マンションの資産価値を左右する立地の選び方をご紹介します。
良い立地とはどんな場所?マンションの資産価値を左右する立地の選び方

投資用のマンションを購入する場合、重要な要素の1つが立地です。

買い物に便利であったり駅に近かったりすれば、物件の魅力は上昇し入居希望者も集まりやすく、空室のリスクは低くなります。また、立地が良いマンションは家賃も下がりにくく、資産価値も高くなるため、融資を受ける際にも有利に働きます。

今回は、良い立地とはどのような場所か、マンションの資産価値とどのように関係しているか、そして良い立地の選び方などについてご紹介します。

良い立地のマンションとは

入居希望者にとって、物件の立地は最も重要と言える要素です。立地が良いということは、「便利である」・「快適である」といい換えることができます。具体的にはどのようなポイントが一般的に便利で快適な環境と考えられているのでしょうか。

交通の便が良い

まずは、交通に関する利便性です。特に、都心に住むのであれば通勤などの移動に電車を利用することになるため、駅の近さは重要になります。また、乗り換えがしやすい大きなターミナル駅であれば、さらに物件の魅力は上がるでしょう。

駅まで遠かったり、都心まで何度も乗り換えが必要だったりと不便な立地であれば、通勤や移動にも無駄な時間が掛かるため、時間価値という観点で物件の価値が下がってしまいます。

周辺の施設が充実している

次に、マンション周辺の施設が充実しているかどうかも重要です。病院や銀行が近いか、買い物ができるショッピングセンターがあるかなど、日常的に利用する施設・機関が身近にあるほど便利で快適な生活を送ることができます。

また、周りに緑化されている公園があったり、マンションの敷地内に緑地があったりすると、さらに物件の価値は上がるでしょう。

安全である

居住者にとって、安心して生活を送ることができるかどうかは物件選びの大きなポイントです。具体的には、治安が良く犯罪が少ない地域であるか、地盤のゆるみなどがなく災害が起こったときでも大きな被害が予想されないかどうかなども人気が高い立地の条件と言えます。

立地の良さとマンションの資産価値の関係

それでは、具体的にどのような立地だと資産価値が高まるのでしょうか。

例えば、交通の利便性の面では、その物件が駅から徒歩5分~10分以内が、資産価値を高める条件です。一般的に都心では、駅から1分遠ざかるごとに坪単価が4万円ほど値下がりすると言われています。中でも徒歩9分と徒歩10分の差は大きく、場合によっては坪単価が10万円以上異なることもあります。

周辺施設の面では、特にファミリー向けの物件の場合、病院や学校が徒歩10分圏内にあることが資産価値を維持するのに効果的な条件と言われています。

また、物件だけではなく街そのものが開発・整備され、経済的に潤っている土地であれば、それだけでも資産価値を維持できるでしょう。今後、都市開発が進んでいくと予想される街の場合も、将来的に資産価値が上がっていくことが見込まれます。

良い立地の選び方

早く多くの情報を求めるならば、インターネットで人気エリアの調査結果を参考にしたり、今後の開発予定の情報を逐一仕入れたりして、どのエリアが良さそうかを絞っていくことをおすすめします。

ただし、インターネットで探すだけではなく、実際に現地に出向いて判断することも大切です。不動産投資を成功させるためにも、購入前の下調べは念入りに行いましょう。

おわりに

マンションへの投資を成功させるには、資産価値の落ちない物件を運用していくことが大切です。そして、「マンションの資産価値は立地が9割を決める」と言われるほど、良い立地はマンション選びをする際に重要な要素になります。

立地の良い物件は投資額も大きくなりますが、その反面で融資を受けやすくなる場合も多々あります。資産価値の高いマンションを購入できるように、交通の利便性や周辺施設、治安などに関しては十分調査を行いましょう。